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2014年1月1日新月 クリアになる月のリズム





また一段と冷え込んできました。
灰色に広がる空を見ると、一つ先へ冬が深まったと感じます。
これからお正月までカウントダウン。
月もまん丸から徐々に欠けていき、同じリズムで新しい年を迎えます。


[ 欠けてゆく 月の名前 ]
十六日目    十六夜月(いざよいづき)
十七日目    立待月(たちまちづき)
十八日目    居待月(いまちづき)
十九日目    寝待月(ねまちづき)
二十日目    更待月(ふけまちづき)
二十三日まで  下弦の月 弓張月
三十日目    三十日月(みそかづき) 晦(つごもり)


満月を愛でた後まだかまだかと待つ月が、顔を出すのをためらうように前日より遅く昇る様子を「猶予う」として、十六夜月。
その後がまた物語を感じる名前でとても面白いです。
次の日は日没後立って待っていたけれど、その翌日はもう立っていられなず座ってゆっくり待つくらい遅く昇る月。
その翌日は寝て待つ月。どれだけ月が好きなのでしょう!こんなに思われるなんて(笑)
時間の流れ方まで伝わります。


元旦は新月でのスタートです。
現代の暦と月のリズムが足並みそろえて、新たな始まりを迎えます。
自然と呼吸が合うようで嬉しいですね♪


大晦日までクリアになる月のリズムに乗って、暮らしを整えたり、心身のお掃除をしたり。
今年頂いたたくさんの有難いことに、もう一度気づいて想いを寄せるために。
ありがとうの気持ちで心を満たして、新しい年へ歩を進めたいとおもいます。



師走(しわす)





駐車した車に戻ると、フロントガラスに深い赤に色づいた桜の葉が。
贈り物をもらったようで車の中に招き入れると、翌日には乾燥して姿を変えていました。水分って大切だ・・・(笑)
佐倉のクラスに桜の枝ともみじを携えていらした方がいて、聞くと歩いてくる途中に見つけたとか。
「桜の皮には光沢があって素敵だよ」と。そういえば秋田に桜の皮の伝統工芸品があったなぁ。


素敵なことを教えてもらったので、さっそくヨガの後 下を見ながら近くを散策。
するとバラに似た甘い香りがして、振り返るとそこには山茶花(さざんか)が。
近づくと、控えめなのだけど とても良い香りがします。山茶花ってこういう香りがしたんだ。
しべのなかの水滴は朝露かしら!? と思ったら、魅惑のあま〜い密でした。





[ 自然のリズムと調和する ]
 3日 新月
 7日 大雪
17日  満月
22日  冬至
31日  大晦日


旬野菜  白菜 / 山東菜 / くわい / 京いも / ゆりね / 里芋 / ゆず / みかん


冬の台所仕事はしばれますねぇ。
NHKの朝ドラ「ごちそうさん」は、食をはじめ、着物や道具や住まいや習わしなど
広く日本の文化を教えてくれる大切な情報の記録として、興味深く見ています。
(ちょうど無形文化遺産に登録された「和食に関する習慣」が垣間見られます)
自然の厳しさとその恩恵に繋がりながら、暮らしがそのまま文化になってゆく。
わたしの好きな暮らしって、こういう感じなのだよなぁとあらためて思うのですが、
現代の冬の台所に身震いしているようじゃ、、、ねぇ^^;




ヨガクラスではその日の気温・気候に応じた内容で、今この瞬間の心と身体を味わっていきます。
日によって気温が高めだったり、お日様が隠れるのと顔を出すのではまるで様子が違ったりと、
変化する自然と釣り合いをとる感性を育てます。
そして一番身近な自然である、自分自身の内側の釣り合いをとることへ繋げていきます。
自然に耳をすまし、自分に耳をすますし、影響しあう偉大な仕組みを感じとりましょう。






散策で、可愛らしい仲間に出会えました♪



宇宙にふく風 満ちてゆく月のリズム





昨日3日が新月で、今日は二日目の月で初月夜。
これから満月まで日に日に変化して満ちゆく様子を愉しみにしています。
満ちてゆくリズムでは月の出が早いので、暮らしの中で無理なく付き合うことができます。
昨日のヨガのお話でお伝えしたことも、少し実感ができると思います。
この機会にぜひ、月と遊ぶ時間を。


昔は暮らしの営みと密接だったからか、親しみ深く多くの名で呼ばれる月がかわいらしいです。
そこにみる先人たちの繊細な感性に恐れ入りながら、日本人としての誇らしさも感じます。


[ 満ちてゆく 月の名前 ]
一日目     新月 朔(さく)
二日目     二日月 繊月 既朔
三日目     三日月 眉月 若月
四日〜七日目 上弦の月 弓張月 
十四日目   待宵月(まつよいづき) 小望月(こもちづき) 
十五日目   満月 十五夜 望月(もちづき)
 


昨日と今日の月の名前が違う。そして明日も違う。
今日が昨日の焼き直しだなんて勘違いしないように、みずみずしい感受性を保つよう名前を付けたのでしょう。
心の健やかさのために。
心だってお手入れをしなければ埃が溜まり、汚れがこびり付きます。


美しい物やコトをそのまま直にゾクゾクと美しいと感じる。
不思議に思わせたり、驚異、驚嘆の念に打たれたりする。感動するみずみずしさ。
これが薄れると、何を見ても灰色でつまらなくなります。


幸せは感じるもの。ある条件をそろえて『なる』ものではなく
今この瞬間 この場所でなれるものです。